私が仕事でモデルさんに、あるいは私が人前に出る時に必ずしているメイクがあります。
それは下瞼のまつ毛際は明るくすること。
ここに赤みがあったり、くすみがあったりすると目が疲れて見えたりアイメイクが映えなかったりするだけでなく、顔全体に明るいオーラが出ないからです。
「えっ?!オーラが?」と思われるかもしれませんが、これは私の長年の経験上、確かなこと(!)。もちろん普通の日のメイクにオーラまで出す必要はないと思うので、ちょっとした目の縁の赤みぐらいだったらパウダーファンデーションでカバーするだけでも十分。
でも、「今日は!」という日はファンデでカバーするだけでは不十分。さらに明るさをプラスすることが必要です。
とは言っても、ただ塗るだけなのでテクニックというほどのものはなく、大事なのは商品選び。
少しカバー力があって、パウダーファンデのベージュ色よりも少し明るいイエロー系のプレストパウダーを使うこと。このようなものであれば、日本人の私たちの目元から浮くことなく、そしてオーラが感じられるような明るさをつくることができます。
実は下瞼のキワを明るくカバーするとオーラ効果だけでなく、目が自然な感じにキュッと上がったように見える効果も!
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選び方の注意点は以下の2つ。
・白ではなく黄色み系の色
・パールが含まれていないもの
白では日本人の肌から浮いてしまうし、パールが含まれているものの大抵はカバー力はない。でもカバー力があってパールも含まれているものでは厚化粧の感じになってしまうことでしょう。
下瞼にパール入りのアイシャドウを塗るのであれば、まずは赤みをカバーして、その上に重ねてみてください。そうするとパールのアイシャドウも綺麗に映えますよ。
塗り方は簡単、2ステップ。
チップで下瞼のキワを、目頭から目尻まで塗る。
さらに自然に仕上げるために、色を付け足さずに少し下側まで塗り広げる。これだけです。
もちろん、こうした色であればハイライトコンシーラーと同様の効果があるので、2021年1月8日に投稿した「ハイライトコンシーラー効果は、明るさがつくるスペシャル感」で紹介しているテクニックでハイライトゾーンを明るくできます。
もちろん、この場合は広い範囲を塗るのでチップではなく、ハイライト用のブラシを使ってください。
このように下瞼のキワを明るくカバーした後、アイメイクをするのですが、必ずして欲しいのは下睫毛にマスカラを塗ること。何故なら、明るくしただけでは浮いて見えてしまうからです。ここにマスカラを塗ることで、プラスした明るさがより生きてくるし明るさも自然に馴染みます。
※上記の写真はマスカラを塗る前の状態です。
全てはバランスが大事。明るくしないとオーラは出ないけれど、明るくするだけでは浮いてしまう。だから下睫毛のマスカラでメリハリを作るということです。
今回は「言われてみればそうかも」といったようなことですが、案外、こうしたちょっとしたテクニックこそが「普通の綺麗さ」と「オーラのある綺麗」の違いとなるポイントに。
「今日はオーラのある綺麗をつくりたい!」時に是非、試してみてください。