アイラインペンシルはクッキリ・真っ直ぐに引かなくても大丈夫!

「アイラインと言えば、ペンシル!」と言う方は多いかもしれませんね。

確かにペンシルタイプの形状は馴染みがあるので安心感があるし、最近ではスルスルと引きやすくて滲みにくく。そして細い芯のペンシルタイプのジェルアイライナーも多く発売されているので、よりアイラインが身近なアイテムとなっているのではないでしょうか。

とは言え、まだまだ「アイアラインは苦手」という方も多いよう。
でも難しく考えるのではなく、

‘アイラインは睫毛の根本に塗れば良いだけ’

と考えてみてはどうでしょう。
なんて言うと、「いやいや、そこが難しいの」と言う声が聞こえてきそうな(笑)。

でも実際、アイラインはそのために使用するようなものです。
これはリキッドラインにも同様に言えることです。

さて、アイラインペンシルでラインを引く時のコツは2つあります。それは、
・睫毛と睫毛の間にペンシルを差し込む
・左右に軽く短めに振りながらひく

これも、また「えっ!アイラインって真っ直ぐに引くものではないの?」と言う声が聞こえてきそうですね(笑)。

Youtube「アイラインペンシルの引き方の基本」https://youtu.be/OGjEsfKdOnI も合わせてご覧ください。

ところで細く描きやすくなったとは言え、クッキリにも細くにも引けるリキッドの方に軍配が上がります。
ではペンシルの良さとは何でしょう。それは
・安定感がある
・綿棒で簡単にぼかせる

この良さを利用したほうが、真っ直ぐに引く努力をするよりも気軽に引けるし、自然な印象の効果を得られます。

ただしリキッドライナーと同様ですが、以下の2点は守ってください。
・睫毛の際から離さない
・睫毛と睫毛の間を埋める

このことを気をつけるだけでも大きく失敗することはありません。

そして上記の2点を守るためには以下のことに注意しながら引きましょう。
・目頭側2/3は睫毛の根本が見えるくらいに顎と眉を上げて、瞼を軽く閉じながら引く
ただし、必要以上にアゴを上げすぎると下瞼につきやすくなるので注意してください。

・目尻部分は薄目を開けながら、少し頭を傾けながら引く
目尻側は少しアゴを斜めに上げて、頭を傾けると引きやすくなります。

より自然な感じのラインに仕上げるためには以下のことをしてください。
・ひき終わってキツク感じる場合は、綿棒でアウトラインを軽くぼかす
目頭のアウトライン上に綿棒をおいて、そのまま軽く左右に振りながら目尻側方向へと動かしてい くと自然な感じにぼ貸すことができます。

目尻部分は綿棒の先端を平く潰したもの、あるいは小指の爪先で外側へスッスッとなぞると自然な感じになります。

最近のアイラインペンシルは滲みにくくなったとは言え、芯の太さはリキッドよりも太いし、油分が含まれているので瞼の形によっては下瞼につきやすい人、あるいは滲みやすい人もいることでしょう。
その場合は以下のことに気をつけてください。

ひいている最中に下瞼につきやすい人
アゴを上げすぎていませんか?
そうでないならば瞼の形によるものかもしれないので、引き終わった後、綿棒にクリームをごく少量つけて、それでサッと拭い去りましょう。
その後、軽くパウダーファンデーションを使って整えます。 

下瞼に滲みやすい人
対処法として、アイラインを引いて綿棒でぼかした後、その部分にアイシャドウを塗り重ねします。
ペンシルの油分にパウダーを乗せるようなものなので、滲みにくくなります。
アイラインを引いた部分が少し濃くなるのですが、そうするとグラデーションを効かせたようなアイメイクに仕上がりなり、深みのある目元になります。

私は撮影ではあえて、このようにメイクをしてモデルの目元に深みを出しています。

上記のように今回はテクニックの説明というよりも、説明書を読んでいるような気分になったのではないでしょうか(笑)。
確かにアイラインペンシルは注意事項を把握することが成功への道。

面倒臭がらずにキチンと読んで把握すると、今までとは仕上がりに差が出ることを実感できることでしょう。
その後、トライしてみてください。