ベースメイクの手順は‘王道’が一番?!

person holding white round ornament
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数年前、海外の美容系ユーチューバーの動画で、アイメイクをしてからベースメイクをすると言う一風変わったメイク方法を見たことがあります。

メイクの順番をどのようにするのかは、その人の自由なのだけどプロからすると「何故、わざわざ面倒臭いことをするのだろう?」とクエスチョンマークが頭の中いっぱいに。

アイメイクや眉を描いてからリキッドファンデーションを塗るとなると、せっかく綺麗に描いた眉が取れてしまうかもしれないし、眉の毛についてしまう可能性も高くなる。そうなったら、取るのも直すのも面倒くさくなる・・・。
それにファンデーションを塗る時、眉毛や睫毛につかないように慎重にしなければいけなくなるから時間が余計にかかってしまう・・・。

目新しさにはわけがある?

でも、このような手順は見たことはないから目新しいと言えば目新しい。それに何かしら一考の余地があるのかもしれないと考え直して、実際に試してみました。

結論を言うと、やはり前述したような面倒臭さがあったし、いつもより時間がかかってしまっただけ(もしかしたら、この方法は私に向いていないだけかもしれないのだけど)。

そこで私が出した結論は、よほどの理由がないのであればベースメイクの手順は王道でいいのではないかと言うこと。

「王道」には無駄がない

何しろ「王道」と言われていることやものには無駄がない。無駄が省かれていったからこそ「王道」と言われる極地に到達できたとも言えのるだから。
その一番分かりやすい例を挙げるとしたら「茶道」ではないかしら。茶道の所作には一切の無駄がないからこそ美しい、と言うのは誰でもが感じるところ。

それをメイクに置き換えると、無駄な動きがないほど時短になるし、失敗もしなくなると言うこと。そして無駄な動きが無けれだ無いほど、透明感のあるメイクになる。この「透明感」については私の持論なのだけど100%、確信していること。

下記のYouTube動画では、多くの皆さんからよく聞く「キチンとしたベースメイクの仕方がわからない」と言う悩みに応えるために、私が長年おこなっている王道のベースメイクの手順とポイントを説明しています。是非、参考にしてみてください。

動画中に私が言っている「ハイライト用コンシーラーの塗り方」と「シミや色ムラ、ニキビなどのカバーの仕方」は、それぞれ以下の動画です。いつものベースメイクの参考にしてみてください。