ハイライトコンシラー効果は、明るさがつくるスペシャル感

crop stylish model with makeup near wall
crop stylish model with makeup near wall

前々回のビューティでは「ツヤのハイライター」の入れ方を説明しましたが、今回は「ハイライト用のコンシーラー」の説明を。
と言うと、「えっ?ツヤのハイライターとハイライト用コンシーラー?どう違うの?」と思う人もいるかもしれませんね。
この二つは目的も効果も、入れる場所も違います。

ツヤハイライターの復習

まずは「ツヤのハイライター」の説明を簡単に、もう一度。
入れる場所は目尻のCゾーン、あるいはその部分とチークの内側の上側の辺りを結ぶS字カーブに。
ここは骨格が平らな部分とカーブするところのエッジ部分です。
ここにツヤハイライトを入れることでエッジが自然に強調されるので骨格が際立つ。
ゆえに小顔効果がある。
またはツヤが強調されるので、若々しい印象になる効果があります。
ツヤ感を強調するために入れるテクニックなので、使用するアイテムは微細なパール入りのパウダータイプやプレストタイプのもの。あるいは油分のあるスティックタイプのものです。

ハイライト用コンシーラーの目的と効果

さて今回説明する「ハイライト用のコンシーラー」の目的と効果はツヤではなく、顔の印象をパッと明るくしたり、肌を明るく綺麗に見せたりすること。
この明るさによって中高の印象になる、つまり顔に明るさの立体感を作ることによって、小顔の印象になると言うことです。

入れる場所

入れる場所は頬の内側の、骨格が平らになっている部分。つまり目頭の下と目尻、小鼻の横を結ぶ三角ゾーンです。


骨格が平らな部分は光を受けると明るく反射するものですが、その反射をより明るくするためのアイテムがハイライト用のコンシーラーです。
つまりハイライト用コンシーラーで三角ゾーンにレフ板を仕込むと言う感じでしょうか。

アイテム選びの注意

使用するアイテムは、パールなしの明るい色のリキッドやスティックタイプのもの。
YouTubeでは紹介していませんが、パールなしの白っぽい色(真っ白すぎると浮いて見えるので注意)のプレストタイプのものも有効です。
パールが入っているものは明るく見えると言うよりも、顔がてかっているように見えるので三角ゾーンに使用するのは不向きです。

塗り方

リキッドタイプ
1 下瞼の際から指幅一本分離れたところに点、点、点と縦3箇所にリキッドを載せる。

2 .上の方から順番に目頭側から目尻方向へと塗り、下にいくにしたがって伸ばす距離を短くしていく。
こうすると的確に三角ゾーンにハイライトを塗ることができる。

3 .指に残っているもので、下瞼の際を塗る。

スティックタイプ
1.下瞼の際から指幅一本分離れたところの目頭から真下、目頭から真横に、それぞれ2センチぐらいのカギ型のように塗る。

2. スポンジを使って目頭側から目尻方向へと塗る。そしてリキッドタイプの2.と同様に、下にいくに従って伸ばす距離を短くしていく。
3. スポンジについているもので、下瞼の際あたりを軽く内側から外側へと塗る。
4. スポンジで全体を軽くパッティングして馴染ませる。

塗り方の注意

塗り方で注意したいのは、コンシーラーは下瞼から指幅1本分離したところに塗るということ。
明るくするためには少しカバー力があるものを使わなければ効果は発揮できませんが、カバー力のあるものをシワの部分に塗ってしまうと、それが目立ってしまうことに。
それを避けるためにも下瞼の際から指一本分離すと言うことです(指一本分離すと、ちょうどシワ部分を避けられます)。
また、そのためにも伸ばした後の指やスポンジについている残りもので下瞼の際を塗るのですが、それぐらい少量の方が表情が激しく動くこの部分には適量であり、ヨレも目立ちません。

いつものメイクにハイライトコンシーラーを取り入れると、それだけで‘スペシャル感’を出すことができます。是非、試してみてください。