シェーディングで「いつもの自分とは何かが違う」を演出

「シェーディングをすると顔が小さく見える」と思っている人は多いでしょう。
もちろん、その効果はあります。
でも効果がある分、何のために、どこに、どのように、ということを理解していないと、失敗が目立ってしまうと言うことに。

シェーディングは何のためにするの?

シェーディングと言うのは、顔の骨格の凹凸感の凹部分に影を入れて、骨格の窪んでいる部分を強調するためのテクニックです。
つまり顔のどこが、どのように窪んでいるかがわかっていないと不自然な印象になってしまうし、効果も薄いものになってしまうと言うことです。

写真の青の斜線が顔の中で窪んでいる部分、つまりシェーディングを入れる場所です。

シェーディング で失敗しないためのアレコレ

シェーデイングで最も簡単で失敗しないのは、プレストタイプのシェーディングシャドウとシェーディング用のブラシを使用することです。
シェーディングシャドウはフェイスカラーと明記されていることがほとんどですが、細やかなパール入りのベージュブラウン色であれば、それはシェーディング用として理解して大丈夫です。
パールなしの濃いブラウン色のを選ぶと、「顔が汚れている?」と言う印象になったり、いかにも「入れています!」と言うような印象になってしまいますので、気をつけて。

入れる場所と方法

各部分の入れる場所、ブラシの動かす方向とストロークの長さは以下のとおりです。


頬骨の下
この部分を塗る時は、ブラシを指で挟んでつぶして細くして使います。
入れる場所とブラシを動かす方向は、頬骨の一番窪んでいるところからブラシを塗り始め、頬骨の一番高くなっている少し下あたりでブラシを肌からスッと離します。
つまりブラシを短めに下から上へスッスッと動かすと言うことです。
髪のもみあげ部分と必ず重ね、内側は瞳の下より少しだけ外側まで、が頬のシェーディング を入れる場所です。

フェイスライン
もみあげからエラのあたりまで上から下へブラシを動かします。
顎のラインは骨のエッジ部分にブラシを当てて上と下をまたぐように、そしてエラから顎先の尖っている部分の少し外側まで入れていきます。
このようにフェイスラインの上側と下側をまたぐようにエッジ部分にブラシを置くので、フェイスラインのシェーディングは自然な印象になるのです。
付属のブラシは小さいので、骨の上下をまたいで塗ることはできません。
そのために、どうしても自然な感じにはならず「影を入れています!」と言う感じに、シェーディングをしているのがバレてしまいます。
シェーディングで一番大事なのは、入れているのがバレないこと。

そのためにもシェーディングブラシは、写真のような形や大きさである必要があると言うわけです。

こめかみ
こめかみ部分はブラシを上から下へとブラシを動かします。
髪の生え際との間に隙間を残さないように、生え際と少し重ねることがコツです。

おでこ
眉山からサイドの髪の生え際までスッスッとブラシを動かし、3〜4回に分けて徐々におでこの髪の生え際まで入れます。おでこ側も髪の生え際と少し重ねましょう。

こんな時にも利用して欲しいシェーデイング

顔が小さく見えたり、シュッとスッキリとした印象に見えたりするシェーディングですが、一般的にはなかなか日常のメイクには取り入れられないと思っている人は多いかもしれません。
でもメイクには「あっ、なんかいつもの自分とは違う」と言う新鮮な気持ちを与える役目もあります。
そうした「いつもとは違う」と言うことを時々、自分に与えることで「いつもの私」が新鮮に感じられるものです。
自分を新鮮に思う気持ちは大切ですし、それは意識的に取り入れないと、どこからか自然にやって来るものではありません。
「いつもの自分に飽きた」と言う時にこそ、「いつも」ではない、このような「ちょっとしたこと」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

もちろん今回、説明した部分全てをする必要はありません。
エラが気になる人は、エラだけ。
おでこの広さが気になる人は、おでこだけ。
フェイスラインのもたつきが気になる人は、フェイスラインだけ。
といった感じに、気になる部分だけをシェーディングするのでも、もちろんOKです。

頬にハリ感がある女性の注意点

でも27歳ぐらいまでの女性で、頬がパンと張っている人は頬骨の下のシェーディングは避けた方が無難かもしれません。
少しでも頬肉がこそげていると、作ったシェーディングは自然な影に見えるのですが、そうではないと無表情の時には問題なくても、笑った時に作った影と頬肉がバラバラに別れて変な印象になります。
顔の外側(おでこ、こめかみ、フェイスライン)のシェーデイングだけに留めた方が良いでしょう。