―メイクは骨格にするもの―基本のチークの塗り方・可愛いチークの塗り方

「メイクは肌にではなく、骨格にするもの」と言うのは私がメイクの仕事を始めた40年前からの持論です。顔が高くなっている部分や平らな部分、窪んでいる部分を意識しながらメイクをすると、それだけで自然でより立体感のある印象に仕上がることに気がついたからです。

YouTube動画で「基本の塗り方をマスターすると、自然で立体感のあるチークも簡単!」 https://youtu.be/wpu7HBpKskY

「可愛いチークの塗り方」 https://youtu.be/omClc6a9npA も合わせてご覧ください。

骨格を無視してメイクすると・・・

顔の骨格を無視してメイクをすると、どんなに淡い色を使っても顔と馴染んでいないように浮いて見えてしまいます。またはキツイ印象に見えたり、厚化粧に見えたり。
骨格に合った、つまり明るくなる部分と影になる部分はどこなのか。それを理解してメイクするだけでもメイク効果は倍増するし、より自然な印象のメイクにすることができます。

ファンデーションもアイシャドウの塗り方も眉の描き方も、基本は骨格を意識することに変わりありません。でも、その中でも特にチークはファンデーションに次ぐ顔の中で面積が広い部分。
つまり、それだけ骨格を意識してメイクする必要があるということです。そうでなければ、どんなに淡い色でも骨格と合わずに浮いて見えて、不自然感が目立ってしまうということになります。

ポイントは2つだけ

とは言っても、ポイントは以下の2つ。
・骨が窪んでいるところから、骨がでっぱっているところに向かってブラシを動かす
・ブラシは骨が高くなっているところでスーッと肌から離す
このことを意識しながら塗ってみてください。

【塗り方】

1.塗り始める前に、先ずはチークを塗り始める起点を確認
人差し指を横にして、反対側の頬の上側から下側へと軽くなで下ろす。ガクンと骨が窪むところ(奥歯の噛み合わせの辺り)のもみあげの辺り。そこがチークの塗り始めの位置。

2.1.の起点から真上、眉尻、目尻、瞳方向、目頭方向、小鼻方向へとチークブラシを動かし(赤い矢印)、頬骨の一番高いところでブラシを肌からスっと軽く離す(青い線)。

3.そのままチークを付け足さずに、瞳の真下と小鼻を結ぶ辺りからチークの起点のもみああげ方向に、「フワッと顔が明るくなった」と思うぐらい何度かブラシを動かす。

【失敗しないためのコツのまとめ】

・チークをブラシに取ったら、容器やティッシュの上で軽くトントンと払う。
・手鏡ではなく、腕一本分離れた鏡をみながらメイクする。
・チークは途中で付け足さない。
・外側の塗り始めは、1.のもみあげの頬が窪んでいるところから。内側の塗り始めは3.の瞳と小鼻が交差 するところから。この位置から塗り始めをずらさない。
・ブラシを肌から離す位置は頬骨の一番高いところ
・ブラシは止めずにスッと離す。

一度、理解すると「そっか、なーんだ」と思うほど当たり前のことばかり。そして、いろいろなことが府に落ちるのではないでしょうか。そして「これで良いのかな?」「合っているのかな」という不安も払拭されるのではないでしょうか。是非、試してみてください。

チーク・応用編 「可愛いチークの塗り方」

チークの基本の塗り方を理解すると、応用編である「可愛いチークの塗り方」も簡単にできるようになります。
基本の塗り方との違いは、ブラシを動かす方向の回数の違いだけ
つまり可愛いチークは外側から内側への回数は少なく、内側から外側への回数を多くすると言うことです。

‘内側’と言うのは上記の3.の写真のように、黒目の真下と小鼻の横を結んだところ。
‘外側’と言うのは上記の1.の写真の基本の起点であるもみあげ方向のこと。
この内側部分から外側方向へ短めに「スッ、スッ」と動かす動作を多くするだけで、若々しい印象の頬になります。

ブラシを動かす回数は顔全体が写るくらいに離した鏡を見ながら、「あっ、可愛い感じになった」と思うぐらい。4回くらいを目安にしてください。

このようにチークは塗る方法は同じでも、外側を起点にするのか。あるいは内側を起点にするのか、その塗る回数によって印象は変わります。

そして基本の塗り方の外側から内側へのブラシを動かす動作が多いと立体感のある印象になるので知的、美人と言う印象に。
そして内側から外側へとブラシを動かす動作が多いと立体感よりも色が目立つので、可愛い印象になると言うことです。

この二つの塗り方をマスターするだけでも自由に印象は変えられますので是非、試して見てください。